「野生生物と社会」学会青年部会 野外講座
野生動物保護管理 基礎コース(Wildlife Management Basic Course)
目的
野生生物を取り巻く問題の解決には、対象生物を理解することが必要であり、そのためには分類学,形態学,生態学,遺伝学や医学などの広い見識が求められる.必要とされる見識は論文や書籍などの豊富な情報源を活用して学ぶことが可能であるが,実際に対象とする生物が生育(生息)する場所は野外の自然環境である。そこで、本コースでは、多様な自然環境と生物について現場で求められる基礎的な技術と知識を習得するファーストステップの場を提供することを目的とする.
対象
「野生生物と社会」学会青年会員
日程
平成22年9月24日(金)~9月26日(日)
場所
群馬県下仁田町および富岡市
参加費
22,000円(現地交通費・宿泊費・食費・保険代を含む)
定員
15人(先着順)
集合時間・集合場所
9月24日11時にJR高崎駅に集合
申し込み締め切り
8月31日 9月15日(水)※申し込み締め切りを延長しました。
申し込み・問い合わせ
<申し込み先>
青年部会事務局 green_forum[あっとまーく]wcsjpn.org
(greenforum.wcs[あっとまーく]gmail.com にも同時に送信してください。)
<問い合わせ先>
青年部会 基礎コース担当 安富舞 shin1116[あっとまーく]hotmail.com
講義内容
<座学>
1.「生態学の基礎知識」
講師:日本獣医生命科学大学非常勤講師 箕輪多津男氏
2.「野生鳥獣保護管理における合意形成の役割」
講師:北海道大学(本学会長) 敷田麻実教授
3.「野生動物関連法規」
講師:WWFジャパン(本学会理事) 草刈秀紀氏
4.「自治体における野生鳥獣保護管理の取り組み」
講師:地元自治体担当者
<野外実習>
1.講義:野外調査での注意事項、地図の読み方やコンパスの使用方法、
各種動物の判別と痕跡調査方法、各種動物の捕獲方法と捕獲後の取り扱いなど
2.実習:区画法による痕跡調査、捕獲檻の見回りおよび捕獲処理。
担当幹事
安富舞(チーフ)、浅利裕伸、上田剛平、澤田誠吾