第23回「野生生物と社会」学会大会の開催について
第23回「野生生物と社会」学会大会の開催日程等が下記の通り決定いたしました。なお、詳細な大会案内等は7月頃にお知らせする予定です。皆様の積極的なご参加を期待しております。
1.第23回大会実行委員会メンバー
- 大会長:栁川 久(帯広畜産大)
- 事務局長:浅利裕伸(帯広畜産大)
- 大会実行委員:
伊吾田宏正(酪農学園大学)、宇仁義和(東京農業大学)、大熊 勳(帯広百年記念館)、紺野康夫(元帯広畜産大)、鹿野たか嶺((一社)北海道開発技術センター)、嶌本 樹(岩手大学連合農学研究科研究員)、野呂美紗子((一社)北海道開発技術センター)、平井克亥(北海道ラプターコンサベーション)、丸山立一((株)構研エンジニアリング)、山田芳樹((株)ドーコン)
2.開催場所:
帯広畜産大学(〒080-8555 帯広市稲田町)
3.会 期:
2017年11月3日(金)~5日(日)
4.開催日程(予定):
申込み状況により変更することがあります
11月3日(金) | 終日 学会誌編集委員会、フォーラム誌編集委員会、青年部会幹事会、行政研究部会幹事会、将来構想委員会、理事会 |
11月4日(土) | 午前 ポスター発表、テーマセッション 午後 公開シンポジウム、各種総会、懇親会 |
11月5日(日) | 午前 テーマセッション 午後 エクスカーション |
11月6日(月) | 午前 エクスカーション |
5.参加申し込み
参加申し込みの開始は7月下旬、申し込み締め切りは9月中旬を予定しています。
6.本大会の特徴
人の活動はさまざまな面で野生生物に影響を与えており、種の減少・絶滅の主な要因となっている。一方、クマやシカなど大型動物との軋轢も全国で発生しており、「保全」と「管理」の両立は将来の野生生物との共存にあたって重要な問題である。
しかし、その現状はその地域の特性によって大きく異なっており、対応策も多様である。本大会の開催地である北海道十勝地方は,面積約1万平方キロという都府県レベルの広さに,約35万人が生活している。十勝地方は年間約400万人分の食料を生産する日本の食料庫である一方で、市街地や農耕地にもヒグマやシカなどの大型獣が出没し、タンチョウやオジロワシなどの希少種が生息もしている.これらの生き物と人との関係に着目し、「(仮)とかちの自然と人の暮らし―自然への影響と共存に向けて」と題したシンポジウムを開催することとした。企画していただくテーマセッションでは、各地域特有の人と野生生物との問題についても取り上げていただくことを期待する。
7.交通アクセス
主な宿泊施設が立地する帯広駅前から大会会場の帯広畜産大学周辺までは、バスがありますが、非常に便数が少なく、バス停からも10~15分程度歩くことになります。ご理解いただき、時間に余裕を持ってご参加いただきますようお願いします。
8.その他
エクスカーションについては、十勝ならではの企画を検討中です。また、帯広畜産大学周辺は身近に自然がありますので、朝や夜のショートトリップなども企画中です。