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第28回「野生生物と社会」学会大会(つくば大会) 【第3報】(2023.11.6)
1. 大会実行委員会メンバー
以下のメンバーが皆様をお迎えする準備をしています。
- 大会長:吉田正人(筑波大学)
- 事務局長:中村大輔(農研機構)
- 委員(五十音順):飯田 義彦(筑波大学)、石川 圭介、上田 弘則(農研機構)、遠藤 友彦(国立環境研究所)、大橋 春香(森林総合研究所)、上條 隆志、川田 清和(筑波大学)、小坂井 千夏(農研機構)、庄子 晶子(筑波大学)、神宮 翔真(森林総合研究所)、堂山 宗一郎、秦 彩夏、平田 滋樹、藤本 竜輔、益子 美由希(農研機構)、三ツ井 聡美(森林総合研究所)
2. 開催場所
大会会場;筑波大学筑波キャンパス中地区第二エリア
(茨城県つくば市天王台1-1―1)
https://www.tsukuba.ac.jp/access/tsukuba-access/
バス停「筑波大学中央」下りてすぐの建物で開催予定です。
3. 会期・開催形態
12月1日(金)~3日(日) 現地対面開催
なお、感染症予防の観点から、特に懇親会会場において暖房よりも換気を優先します。防寒対策を行ったうえでご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。
4. 会場のWi-Fi環境
会場では、筑波大学のゲストWi-Fiを利用可能です。SSIDやパスワードについては、当日受付でお知らせします。会場案内はスマートフォンの利用を前提とした2次元バーコードを用いる予定です。
5. 大会テーマ
ネイチャーポジティブ〜野生生物と私たちの未来
ネイチャーポジティブとは、「2030年までには生物多様性の減少傾向をプラスに反転し、2050年には元の状態に戻す」ことを目指した生物多様性条約の国際目標です。日本政府もネイチャーポジティブを掲げた生物多様性国家戦略を閣議決定しました。一方、生物多様性の危機は、我が国においては野生生物の絶滅のみならず、外来種の侵入拡散、野生動物の分布の都市への拡大など、さまざまな形をとって現れているため、ネイチャーポジティブを実現するには、地域からの発想と取り組みが重要です。そこで、今回の大会テーマを「ネイチャーポジティブ〜野生生物と私たちの未来」としました。
6.開催日程
12月 1日(金) | 11:00~ 受付開始 12:00~13:30 行政研究部会幹事会、青年部会幹事会 13:30~14:00 行政研究部会総会、青年部会総会 14:00~15:30 学会誌編集委員会、フォーラム誌編集委員会 15:30~16:30 理事会 |
12月 2日(土) | 8:00~ 受付開始 8:00~8:30 ポスター掲示作業 8:30~10:00 テーマセッション(TS)01、02 TS01:野生動物管理の3つの柱:捕獲の担い手育成,野生動物管理専門家育成,利活用推進の現状と課題(宇野裕之・梶光一) TS02:野生動物管理に「一般市民」が当事者意識をもって参画できる環境づくり(遠藤優・三上直之・池田貴子) 10:00~11:00 ポスターセッションコアタイム 11:00~12:00 総会 12:00~13:00 受賞記念講演 13:30~17:00 一般公開シンポジウム |
12月 3日(日) | 8:00~ 受付開始 8:30~10:00 テーマセッション(TS)03、04 TS03:データレスキュー序説:オープンデータ時代対応の課題を考える(富田涼都・江成広斗・角田裕志) TS04:野生動物管理の現場課題解決に役立つ社会・人文科学の可能性(山端直人) 10:15~11:45 テーマセッション(TS)05、06 TS05:行政研究部会TS:鳥獣対策の実務に必要な人材の育成4 ~県が担う人材育成のプログラムの数々~(山端直人) TS06:市街地の自然:人と野生動物の利用について考える(浅利裕伸・高畑優) 11:45 ポスター撤去終了 12:40~17:10 エクスカーション |
7.テーマセッション
企画責任者の皆様方におかれましては、時間厳守でお願いいたします。
会場にはスクリーンとプロジェクターが用意されています。パソコンおよびポインターなどは企画者側でご用意ください。
機材操作や司会進行、後片付けは企画者が責任をもって行ってください。また、TS05およびTS06においては12時に会場を閉める都合上、迅速な会場の撤収にご協力をお願いします。なお、不明な点や機器の不具合等については大会事務局かスタッフまでお知らせください。
8.ポスターセッション
掲示は12月2日の8:00~8:30までにお願いします。特に、ポスター賞審査が必要な場合は掲示が遅くなると審査対象から外れてしまう可能性があるので、ご注意ください。ポスターの撤去は12月3日11:45までに終えてください。その時点で残っているポスターは大会事務局が撤去・廃棄します。
A0サイズ掲示可能なサイズのパネルにポスター番号が記載されています。ポスターのサイズはA0サイズ縦を推奨します。要旨集に記載されている番号と同じ場所にポスターを掲示してください。掲示用の画鋲とテープは事務局で用意します。
ポスター賞に応募された発表については、審査があります。審査にあたっては、①研究内容、②ポスターのデザインを重視して評価します。12月2日の懇親会で、授賞式を行います。
9.一般公開シンポジウム
「野生生物と社会」学会第28回大会・筑波大学自然保護寄付講座共催シンポジウム
「ネイチャー・ポジティブを地域にどう落とし込むか?
〜生物多様性地域戦略と多様なパートナーの参加」
生物多様性条約COP15では、2030年には生物多様性の減少を反転させ、2050年には元のレベルまで戻すというネイチャーポジティブを含む生物多様性枠組が採択されました。日本政府は、このネイチャーポジティブを掲げた生物多様性国家戦略を閣議決定 しましたが、この目標を実現するためには自治体レベルでネイチャーポジティブを実現することが重要です。生物多様性地域戦略の策定に取り組むつくば市において、ネイチャーポジティブをいかにして、地域の課題とすることができるかを考えます。
日時:2023年12月2日(土)14:30〜17:00
場所:筑波大学中地区第二エリア2H棟101
パネリスト:
- 道家哲平 国際自然保護連合日本委員会事務局長・日本自然保護協会保全研究部
- 石濱史子 国立環境研究所主幹研究員・つくば市生物多様性地域戦略策定懇話会委員
- 上條隆志 筑波大学生命環境系教授・つくば市生物多様性地域戦略策定懇話会座長
- 千田智之 つくば市環境保全課環境管理係長
- このほか、地元団体からのパネリストが参加予定
司会:吉田正人
10.エクスカーション
以下のツアー企画を3日目(12月3日)の12:40~17:10に開催します。
「都会で田舎」な街、つくば。そこには、歴史ある筑波山系の自然公園のみならず、研究学園都市に維持されてきた都市の中の自然があります。現在、これらの自然には生物多様性保全や市民参加による利活用のみならず、獣害や人畜共通感染症などのワンヘルスに関わる多様な課題への対処が求められています。本エクスカーションでは、そんな課題へ対処するふたつのサイトへ訪問し、関係者のお話を交えながら、「とかいなか」のワイルドライフマネジメントについて学びます。みなさまのご参加をお待ちしております。
特設サイト
https://sites.google.com/view/tokainaka-wm-awhsyouth
企画名
とかいなかのワイルドライフマネジメント
行程
12月3日(日)12:40~17:10 |
12:40筑波大学本部棟前ロータリー集合(メイン会場から徒歩5分) |
サイト(1)葛城大規模緑地(つくば市学園の森)研究学園都市に残された、生物多様性保全を主目的とした管理を実践する緑地を訪問します。都市の中ならではのワイルドライフマネジメントの課題や取り組みについて、関係者が解説します。 キーワード:市民参加、萱刈、里山の景観保全、湿地帯、アライグマ、オオムラサキ、難防除雑草 |
サイト(2)すそみの森(つくば市神郡)筑波山麓に広がる、重要里地里山にも選定された谷津田と周辺の山林を訪問します。都市住民や企業と協同しつつ、ヤマとサトの境目での田んぼづくりや雑木林の管理を実践する方々へお話を伺います。 キーワード:企業連携、ボランティア、薪ストーブ、水生生物、イノシシ、ホタル |
17:10筑波大学本部棟前ロータリー解散*解散場所がつくばセンターから変更となりました。 |
企画運営
「野生生物と社会」学会 青年部会
申込方法
「野生生物と社会」学会 青年部会 のGoogleフォームにて集計しています。
締切:11月15日⇒(変更) 11/29
URL:https://forms.gle/opGDtnBi63U2eno86
参加費
4,000円(学会青年部会員2,000円)⇒(変更) 参加費3,000円
当日出発前に現金にて徴収
*領収書等の発行も同時に行います。
定員
40名(最小遂行人数5名)
11.参加登録
非発表者の事前参加登録は締め切っております。当日参加について、12月2日朝8時から受付を開始しております。しかし、混み合うことが予想されますので、なるべく早めに受付を済ませてください。
12.参加費
以下、当日参加の参加費となります。
青年会員 | 正会員 | 非会員 | 賛助会員 | 団体会員 | |
参加費 | 5,000 | 6,000 | 7,000 | 1口につき1名無料 | |
懇親会費 | 5,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 |
13.交通アクセス
筑波大学の交通アクセスサイトをご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/access/tsukuba-access/
なお、12月2日の懇親会後はつくばセンター行きバスを増便いたします。
14.会場周辺の飲食店
12月2日はお昼時のみ学内の第2食堂(懇親会会場と同じ)が営業予定です。また、節電対応のため、会場(休憩室含む)に電気ポット等は設置しない予定です。会場周辺には自動販売機が設置されておりますので、ご利用ください。
15.大会に関する問い合わせ先
awhs28taikai@wildlife-humansociety.org(@は半角に直してください)(事務局長 中村)
※回答まで最大2-3日の余裕をみて下さい。