「野生生物と社会」学会 青年部会 現場セミナー
『ため池、干しちゃいませんか?-兵庫・加古川ため池管理と外来種-』

以下の企画は終了いたしましたので、活動報告をご覧ください。

目的

 本企画は、ため池を舞台に、外来種を含めた野生生物の管理、地域資源の管理の担い手について、幅広く議論し、学術的交流を深めることを主目的としています。

 野生動物およびその生息地の保全・管理において地域主導型の取り組みの重要性が高まっています。特に、鳥獣類による農作物の被害管理や外来種対策(control)、雑木林・ため池・草地等の里山環境の保全・管理(management)においては、当事者である地域住民が主導的な役割を果たしながら自発的に対策を進め、発展させていくことが理想とされています。

 しかしながら、昨今の過疎高齢化に伴う農山村・山林集落の衰退が進み、そのような住民主導による地域資源の管理が難しいとされています。このような現状のなかで、兵庫県加古川市富木地区では、ため池の管理において地域住民が主体性を発揮しています。

 本企画では、同地区におけるため池管理の一環である「池干し」に参加し、現地関係者との学術的交流を通して、外来種を含めた野生生物および地域資源の管理主体について活発に議論する機会を設けることを目指します。

みなさんの参加をお待ちしております。

 

日時

2011年10月28日(金)~29(土)


場所

・兵庫県加古川市富木地区

・アクセス:山陽本線・宝殿駅(大阪駅から約1時間)から約4km

 参加者少数の場合は、車で送迎

 参加者多数の場合は、レンタサイクル(300円/日)を予定

・宿泊場所:加古川市 少年自然の家(素泊まり)


スケジュール

<10月28日(金曜)>

 16時58分:山陽本線宝殿駅集合(快速着)

 17時:加古川市 少年自然の家移動

 18時:趣旨説明・参加者自己紹介・懇親会(BBQ)


<10月29日(土曜)>

 8時:朝食自炊・少年自然の家出発

 9時~:ため池到着・関係者紹介・池干し開始・魚類同定、調理、実食

 14時~:公民館へ移動後、講演および意見交換会・意見交換会


 話題提供者:

  ・李かりん(東京大学大学院)

  ・富木地区ため池管理関係者(予定)

  ※ほか調整中

 17時:解散


参加費

・「通し参加」の場合、6500円(参加費+懇親会+宿泊費+保険)

・「1日目のみの参加(宿泊あり)」の場合、6000円(参加費半額+懇親会+宿泊費+保険)

・「1日目のみの参加(宿泊なし)」の場合、4000円(参加費半額+懇親会+保険)

・「2日目のみの参加」の場合、1000円(参加費半額+保険)


参加申し込み

※青年部会事務局(green_forum(あっとまーく)wcsjpn.org)宛てに以下の項目についてご連絡ください。

1.氏名

2.性別

3.所属

4.住所

5.電話番号

6.メールアドレス

7.会員種別:青年会員・正会員・非会員

8.参加形態 

 A: 通し参加  B:1日目のみの参加 C:2日目のみの参加


※件名は「ため池現場セミナー参加申し込み」と書いてください。

※事前申し込み期限:2011年10月21日(金)

※正会員・非会員の方の参加も歓迎します!


詳細について

詳しくは第二報でお知らせします。また、申し込みされた方には個別に通知します。

※参加費については、保険料の関係で若干変動する可能性があります。

※お支払方法は事前振込みです。

※自宅から現地までの交通費や前泊費用は別途各自の負担となります。


申し込み・問い合わせ

<申し込み先>

 青年部会事務局 green_forum[あっとまーく]wcsjpn.org

 (greenforum.wcs[あっとまーく]gmail.com にも同時に送信してください。)


担当幹事

安田章人(チーフ)、角田裕志、満尾世志人