第17回野生生物保護学会北海道大会 公開シンポジウム
世界自然遺産と生物多様性、その展望と課題
〜知床から見えてきたもの〜
期日:
平成23年(2011年)10月16日(日)9:30〜
場所:
東京農業大学オホーツクキャンパス(網走市)
シンポジウムテーマ:
世界自然遺産と生物多様性、その展望と課題
知床から見えてきたもの
基調講演:
(9:30〜10:20 講演40分・休憩10分)
吉田正人:生物多様性の視点から見た世界自然遺産
世界自然遺産と生物多様性の保全管理について、世界的視点、国内の自然遺産を広く見渡した視点で、課題と展望をお話しいただく。6月末、パリで開催された世界遺産委員会の結果を踏まえて、条約40周年を来年に控えた課題についても議論する。
パネルディスカッション:
(10:20〜12:30 パネリストから20分の話題提供(20分×5名=100分、その後10分休憩、パネルディスカッション50分)
*パネリストの講演内容: 知床世界遺産登録から6年、その中で見えてきた生物多様性保全の課題や現在取り組んでいることについて、知床世界自然遺産地域科学委員会の各ワーキング座長(または代理)から話題提供。
*パネルディスカッション内容: 各パネリストからの問題提起を受けて、会場やコメンテーターからの意見を含め、知床世界遺産の管理保全で今後取り組むべき課題と展望についてディスカッションを行う。
コーディネーター:
大泰司紀之 (北海道大学名誉教授・知床世界自然遺産地域科学委員会委員長)
パネリスト(案):
- 梶 光一 (東京農工大学教授・エゾシカ・陸上生態系ワーキング座長)
- 鳥澤 雅 (北海道立総合研究機構水産研究本部長・海域ワーキング委員)
- 中村太士 (北海道大学教授・河川工作物アドバイバリー会議座長)
- 間野 勉 (北海道立総合研究機構環境・地質研究本部環境科学研究センター研究主幹・ヒグマ管理方針検討会議委員)
- 敷田麻美 (北海道大学教授・適正利用・エコツーリズムワーキング座長)
コメンテーター:
中山隆治(環境省釧路自然環境事務所 統括自然保護企画官)
*知床と小笠原 その管理の現状と課題