「野生生物と社会」学会賞 受賞者一覧表

 2019 年 5 月 27 日の理事会の審議により、本学会賞の表彰規約が改正されました。これまでの 表彰要件を大きく見直し、また旧・学術賞を「学会賞」、旧・奨励賞を「若手奨励賞」、旧・功労 賞を「学会功労賞」とそれぞれ改称して、野生生物と社会に関する学術研究や実践の現場で優れ た成果を上げた会員、および学会活動に大いに貢献された会員を表彰します。
 改定後の記念すべき第 1 回目となる 2019 年度は、学会賞 1 名、若手奨励賞 2 名、学会功労賞 1 名の計 4 名を表彰する運びとなりました。授賞式を 11 月 23 日の本学会総会時に開催いたし ます。

学術賞・学会賞

学会賞(2019年~)

授賞年氏名所属* タイトル
2023年 山端直人 兵庫県立大学 自然環境科学研究所 森林動物系 教授 獣害という社会課題の解決につなげる一連の研究と実践
2019年 横山真弓 兵庫県立大学自然・環境科学研究所 教授 モニタリング結果に基づくツキノワグマの保護管理体制の構築」

学術賞(~2018年)

授賞年氏名所属*タイトル
2017年 角田裕志 埼玉県環境科学国際センター 淡水魚類および野生動物の保全と管理に関する一連の研究
2006年 Nguyen Goc TRAN カントー市農業局(ベトナム) メコンデルタにおける淡水性生物の多様性保全と利用
2006年 小池伸介 東京農工大学大学院連合農学研究科 森林生態系における生物間ネットワークに関する研究
2005年 江成広斗 東京農工大学大学院連合農学研究科 ニホンザルの保護管理について

*所属は受賞当時のもの

奨励賞・若手奨励賞

若手奨励賞(2019年~)

授賞年氏名所属*タイトル
2020年 久保 雄広 国立研究開発法人国立環境研究所生物・生態系環境研究センター 主任研究員 「経済学的アプローチによる生物多様性保全の評価・設計に関する研究」
2020年 桜井 良 立命館大学政策科学部 准教授 ヒューマンディメンション(野生動物管理における社会的側面)の日本における発展を目指した研究
2019年 池田 敬 岐阜大学応用生物科学部 附属野生動物管理学研究センター 特任助教 実学から見たニホンジカやイノシシの個体数管理
2019年 久井 貴世 日本学術振興会 特別研究員 「歴史鳥類学」から探る江戸時代のツルの生息実態と人との関わり

奨励賞(~2018年)

授賞年氏名所属* タイトル
2007年 上田剛平 兵庫県但馬県民局地域振興部 野生動物管理の担い手としての狩猟者に関する研究
2006年 神崎伸夫 東京農工大学農学部 鳥獣害・狩猟を通したイノシシ・ニホンジカの保護管理に関する研究
2006年 小寺祐二 長崎県農林水産部 イノシシの基礎生態と保護管理に関する研究
2004年 須田知樹 野生生物保護学会 ニホンジカが生態系に与える影響について

*所属は受賞当時のもの


功労賞・学会功労賞

学会功労賞(2019年~)

授賞年氏名所属*
2023年 小金澤正昭 物故(宇都宮大学 名誉教授)
2019年 赤坂 猛 一般社団法人エゾシカ協会 代表理事

功労賞(~2018年)

授賞年氏名所属*
2014年 鳥居春己 (奈良教育大学、特任教授)
2013年 伊吾田宏正 (酪農学園大学 准教授)
2012年 敷田麻実 (北海道大学観光学高等研究センター 教授)
2010年 池田啓 物故(兵庫県立コウノトリの郷公園 参与)
2009年 神崎伸夫 物故(東京農工大学農学部 准教授)

*所属は受賞当時のもの