行政研究部会第2回総会・研究集会
行政研究部会研究集会「生物多様性の保全と野生生物の駆除・防除」
Conservation of the biodiversity and prevention of the wildlife
企画責任者 逸見 一郎*
HEMMI,Ichiro
HEMMI,Ichiro
キーワード:生物多様性 野生生物 特定外来生物 マネジメント 防除 駆除 担い手
1.要旨
現在、中大型獣や特定外来生物の個体数の著しい増加による生物多様性の劣化が顕在化しつつあり、来年のCOP10に向け国内の実効ある対策の確立が望まれています。有害鳥獣防除と特定外来生物防除は、法律も目的も異なりますが、どちらも「生物多様性の保全」を土台に置くと、その総合的・包括的なマネジメントの望ましいあり方が見えてきます。本セッションでは、各地の具体的な事例紹介を基に、これらについて総合的な討論を行います。
2.講演タイトル
- ・希少種保全の現場における動植物駆除(防除)の取り組みについて
千葉 康人(環境省 関東地方環境事務所 野生生物課) - ・兵庫県但馬県民局における狩猟者育成プログラム
上田 剛平(兵庫県但馬県民局 豊岡農林水産振興事務所) - ・佐賀県全域におけるアライグマの防除事業について
山田 昌宏(株式会社地域環境計画 九州支社) - ・河川敷に繁茂した植物(特定外来生物)駆除について(予定)
3.総合討論
上記の話題提供を踏まえて、「生物多様性の保全と野生生物の駆除・防除」における総合的・包括的なマネジメントのあり方について討論します。
司会進行:逸見 一郎(株式会社地域環境計画 九州支社)
*株式会社地域環境計画 九州支社
概要報告:pdf書類