「野生生物と社会」投稿規定

平成27年(2015年)12月

 「野生生物と社会」学会は、野生生物と社会に関する自然科学、社会科学、人文科学あるいはこの3分野を横断する学問的な知見を、学界のみならず広く社会に示すために、学会誌「野生生物と社会」を年2回、刊行する。

 論文は、野生生物についての研究(すべての対象種や生態系を対象)、および野生生物と社会の関係に関する研究、以上に関する新しいアプローチや概念の提案、野生生物に関す る文化研究と社会学、合意形成や政策評価などの分野を主に想定し、既成の学問分野にとらわれない創造的な研究、分野横断的なアプローチによる研究、行政関係者や実践者からの論文を歓迎する。なお、査読者には3週間以内での査読を依頼しており、最近の査読期間は概ね1ヶ月程度である。

主要なテーマ
  • ワイルドライフマネジメント
  • エコシステムマネジメント
  • 社会―生態システム
  • 野生生物に関する文化研究
  • 野生生物に関する社会科学
  • 合意形成
  • 政策形成と評価
  • 環境教育
  • 観光とレクリエーション

平成26年(2014年)12月改定

投稿資格:

投稿ならびに筆頭著者は本会会員に限るが、共同執筆者に非会員を含めることができる。ただし、編集委員会が寄稿を依頼した場合はこの限りではない。

査読:

受け付けた原稿は複数の査読者による査読を受ける。その結果に基づき、編集委員会が掲載の可否を決定する。その過程で、論文内容に不備な点がある場合には投稿者に修正を求める。投稿者は原稿を修正したうえで、指定期間内に再送付しなければならない。掲載不適当と判断された原稿は、その理由を明記して編集委員長が投稿者に返却す<る。その場合、投稿者は1回に限り、再査読を求めることができる。

受理:

受け付けた原稿は、編集委員長が掲載可と判断した日をもって、受理日とする。

使用言語:

使用言語は日本語または英語とし、要約はそれぞれ英語または日本語とする。本文および要約が英語の場合には、必要であれば編集委員会で日本語の要約を作成することもある。

論文のカテゴリー:

論文には、原著論文、総説論文、短報、報告のカテゴリーをおく。

論文の長さ:

論文の長さには原則として制限はないが、極端に長い場合には編集委員会と著者との協議のうえ、分載または特別号とする場合もある。

原稿の送付:

原稿は電子投稿、印刷体の投稿のどちらでも可とする。 電子投稿の場合は、3MB以下でwordファイル及びpdf ファイルを作成し、電子メールに添付して学会事務局宛に送信する。郵送の場合は、本文、図、表とも1部を印字し、学会事務局宛に送付する。

原稿の書き方:

別紙「原稿の書き方」、英語の場合には、Instruction for contributors in Englishを参照のこと。

校正:

著者校正は初校のみとし、再校以降は編集事務局が行う。

著作権:

著作権は「野生生物と社会」学会に所属する。図表の転載には、学会の許可を必要とする。

規定の改正:

この規定の改正は、編集委員会の審議を経て、理事会の承認を得て行われる。


「原稿の書き方」

書式:

原稿は縦長A4判用紙横書きとし、原則としてWordなどのソフトウェアを用いて作成する。1行25字、1ページ30行とし、上下に約3cm、左右に約4cmの余白をとる。フォントはMS明朝体とし、英数字はCenturyとする。
原稿は1ページ目に、表題、著者名、著者所属、所在地、連絡先Eメールアドレスを書く。
2ページ目に英文で、表題、著者名、著者所属、所在地、連絡先Eメールアドレスを書く。
所属変更の場合には、1ページ目(和文)と2ページ目(英文)の著者名の右肩にアスタリスクをつけ、新所属を脚注として、それぞれ1ページ目と2ページ目の下段に配置する。
 例:野生太郎1*
   1 野生大学
    *現所属 野生研究所
3ページ目に、英文要約(Abstract)とキーワード(5語、英単語、アルファベット順)を書く。要約のなかには、略号や頭文字語(Acronym)を用いないこと。
4ページ目以降から本文、注、引用文献、表、図の説明、図の順に配列する。
謝辞があれば、本文の末尾に書く。助成金などを明記したい場合には、謝辞のなかに含める。
原稿には、各ページ下部中央に第1ページから最終ページまで連続したページ番号をつける。また、原稿の左側に5行毎に第1ページから連続した行番号を入れる。

区分け:

材料・方法・調査地、結果、考察などを区分けする小見出しは、上下の1行を空けて、ゴジック指定(下に波線)のうえで中央に配置する。さらに細分する小見出しは上の1行を空けて、ゴジック指定のうえで左寄せとする。

注:

本文への注は、本文該当箇所の右肩に通し番号を(1)、(2)、(3)のように記し、本文と引用文献の間に一括して掲載する。

学名:

動植物名は初出の際に、和名に続けて括弧内に学名をつける。学名はイタリック指定(下に下線)とする。民俗学・民族学などの分野で方名(vernacular name)や特殊な生物名を表記する場合にはこの限りではないが、なるべく学名に比定できるようにするのが望ましい。

イタリック:

本文中では、原則として学名以外はイタリック指定をしない。SD、SE、p、n(サンプル数)などもイタリックとしない。

人名:

アルファベット表記の人名は第1文字のみを大文字とし、ロシア語、タイ語などの人名は、標準的な方式にしたがってアルファベット表記にする。中国語の簡体字表記などは日本で用いられている漢字を用いる。

文献の引用:

本文中の引用は「鈴木・田中(1971)によれば・・・」、「・・・明らかにした(足立ほか1980)」、「・・・研究がある(Hoffman and Taber 1960、Geist 1970、Gray et al. 1975)」などとし、出版年の順にする。印刷中の文献の引用はinpressとして記載し、投稿中のものは引用しない。

文献一覧:

本文中で引用した文献はすべて列記し、引用していない文献は載せない。文献一覧はアルファベット順に配列し、著者が同じ場合には、単独の著者名を発表年の古い順にはじめに置き、第2、第3の著者名のアルファベット順であとに続ける。すべて同一著者で同一年の場合と、著者が3名以上で第1著者が同じで同一年の場合は、タイトルのアルファベット順に発表年のあとにa、b、cをつけて区別する。著者が複数の場合、日本語表記の場合は「・」でつなぎ、アルファベット表記の場合は「,」「and」でつなぐ。
文献の配列は、以下の例にしたがう。
例:沼田真(1982a)
  沼田真(1982b)【同一著者の場合、—などで省略しない】
  沼田真・大沢雅彦(1980)【発表年は上記論文より古いが、共著者がいるので後に配列する】
  沼田真・依田恭二(1975)【発表年は上記論文より古いが、第2著者のアルファベット順により後に配列する】
  田中政則・高橋誠一・大塚敬子(1986)
  王祖望(Wang Z.)・盛和林(Sheng H.)【中国語表記の場合、名前の直後にアルファベットの綴りをつけ、その順に配列する】

 文献は形式から(1)学会誌、(2)単行本、(3)論集のなかの章、の引用に分けられる。欧文・和文を問わず、雑誌名は省略しない。またIbidなどの省略もしない。単行本で特定の箇所を引用する場合には、ページ数を明記する。欧文雑誌名と欧文単行本書名はイタリック指定(下に下線)をする。文献一覧は以下の例にしたがう。

(1)学会誌
藤本征司(1993)1977年有珠山噴火後の森林植生14年間の推移—特に高木類の対応パターン.日本生態学会誌 43:1-11.
Ohsawa, M., D. Suzuki and J. Kawano (1990) An interpretation of latitudinal patterns of forest limits in South and East Asian mountains. Journal of Ecology 78:326-339.
(2)単行本
畠山武道(1992)「アメリカの環境保護法」.pp6-8,北海道大学図書刊行会,253p,札幌.
Leopold, A. (1933) “Game Management” Charles Scribner’s Sons, 345p, New York.
(3)論集
樋口広芳(1984)種分化と資源分割. 「現代の鳥類学」(盛岡弘之ほか編), pp216-236, 朝倉書店, 325p,東京.
Gray, A. J. (1991) Management of coastal communities. In “The Scientific Management of Temperate Communities for Conservation” (Eds. Spellenberg I. F. et al.),pp227-243,Blackwell Scientific Publications,321p,Oxford.

図:

図(写真を含む)は1点1枚とする。図は鮮明なもので、大きさは印刷時の1.5倍程度とする。写真は2000画素以上のものを送付する。既往の資料から作図した場合や既発表の図を転載する場合には、関係機関から許可を得たうえで、その旨を明示する(例: Harper (1975)より作図.川村(1982)より.など)。図の右上端に著者名と図の番号を示す。1点のみでも図1.とする。なおカラー図版にかかわる経費はすべて著者負担とする。図の表題は本文を読まなくても意味がわかるものとし、別紙にまとめて記載する。

表:

表は1点1枚とし、表題もあわせて記載する。表題は本文を読まなくても意味がわかるものとする。表は横線のみとする。1点のみでも表1.とする。

図表の位置:

本文中の図表の位置指定は、本文の右側余白に明記する。

単位:

単位はメートル法とする。民俗学・民族学などの分野で尺貫法など、それ以外の表現を必要とする場合にはこの限りではないが、メートル法に比定できるようにするのが望ましい。

百分率:

小数点以下は1〜2桁とする。サンプル数が26以下の少数例では、割合を百分率で表現しないこと。